●業務用VPNルータもGUIで簡単に設定●
業務用VPNルータというと非常に難しいイメージがあります。特に業務用ルータでよく使われる暗号技術であるIPsecの設定は、敷居が高いために設定に苦労します。その中でもコマンドでの設定は大変です。たとえ、GUIの設定画面でも高レベルな知識が必要だったり、画面が全て英語であるためにわかりづらいものでした。そんな中、YAMAHAのRT107eは、IPsecの設定を日本語のGUI画面で簡単に設定できるのです。 |
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IPsecを日本語GUIで設定
最初にプロバイダーの接続方法を設定します。設定方法は家庭用ルータとなんら変わりありません。
上手くプロバイダーに繋がったら、「詳細設定と情報」→「VPN接続の設定」とクリックします。
接続可能なVPN設定でトンネルが6つまで設定できます。つまり、6拠点のVPN接続が出来るわけです。そのうちの1つをクリックして、「IPsecを使用したネットワーク型LAN間接続VPN」をチェックして「次へ」をクリック。
VPN接続設定の登録画面が出てくるので、ここで必要事項を入力して設定の「確定」をクリックします。
・接続名(適当)
・承認鍵(二つの接続先で同じキーにする)
・接続先の識別方法
・認証アルゴリズム
・暗号アルゴリズム
・経路情報の設定
上記、6つの情報を最低でも入力しなければなりません。このうち、少し考えなければならないのは接続先の識別方法と経路情報の設定くらいです。この設定はIPsecを使用しない家庭用VPNルーターでも必要となりますので、最低限の知識といえるでしょう。
上記、青文字がクリックまたは入力しなければならない箇所ですが、約10箇所と非常に簡単です。
実際にもう一台のルータにも同じように設定してVPN接続してみましたが一発で接続が確立するほど簡単でした。
意味が解らないまま設定すると、承認アルゴリズムや暗号アルゴリズムをデフォルトに設定することが多いと思われます。決まった承認アルゴリズムや暗号アルゴリズムを使用していると解読も楽になるのではないかと不安な部分もありますね。
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その他の設定はGUI?
・基本接続の詳細な設定
・VPN接続の設定
・接続の設定
・ファイアーウォールの設定
・本体の設定
と、ほとんどの設定が問題なく日本語GUIから出来るようです。
実際に設定して日本語GUIから出来なかった設定はアンナンバードの設定でした。他にもありますが、このような場合はヤマハのコマンドを使用して、ルーターのファームウェアーに書き込むわけですが、このコマンド実行画面もGUIにあり非常に便利です。
実際には使用していませんが、ファームウェアーのバージョンアップボタンなど、ほとんど手間が要らない設定となっているので、管理者の作業を軽減させることは間違えないと思います。
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パフォーマンスは?
プロバイダーのルーティングは特に問題ありませんが、IPsecでのVPNは若干パフォーマンスが悪いように思われます。公証値は3DESで50Mとなっていますが、以前使用していた業務用ルーターより明らかに遅いことがわかります。暗号アルゴリズムなど多少設定は違うものの、体感で遅いことがわかるのが残念でした。実際にチューニングなどを施せば、もっとVPNのパフォーマンスが良くなるかもしれませんが。
※「光回線<--->光回線」でのVPNではパフォーマンスはそれほど悪くないように感じられましたが、「光回線<--->T1」でのパフォーマンスが非常に悪く感じられました。
業務用ルータで6拠点までのVPNが出来て、価格も実売が5万円以下と非常にリーズナブルです。外出先から接続するときに便利なPPTPサーバー機能などはありませんが、6拠点以下のVPN構築を考えている方にはお勧めしたいルーターです。
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